2012-09-05

桐の下駄

僕はTPOをわきまえずよく下駄を履くのですが、今まで履いていたものを先月履き潰し、どこかでいいものがないかと探していました。

昨日、浅草橋~御徒町へ買い出しに行ったついでに、2k540を通ってみると、イベントスペースに出展している手づくり下駄屋さんがいました(今回いらっしゃったのは、この会社の「工場長」さんで、会社自体は家族経営だそうです)。




「こりゃちょうどいいや」、ということで、そのお兄さんといろいろしゃべりながら、お手頃な下駄を購入。


ちょっと分かりにくいですが、黒く焼いた桐です。

今日早速履いて谷中に出かけたのですが、1日で裏がこんなことに:



歯は結構削れ、小石が歯にいっぱい刺さり、かわいそうなことに。。木とアスファルトって、相性悪いですよね。。

最近では歯にゴムを貼って滑り止めにしている下駄も多いのですが、下駄履きの良さの1つに、その「音」があるので、ゴム底の下駄って、情緒にかけますよね。

かといってこんな調子で下駄を普段履きにしていると、あっという間に破産してしまいます(お手頃とは言え、安物ではありませんから)。普段履きにはもっと安い下駄にするか、ゴム底のものにするか、決断が迫られています(大げさな)。

さて、新宿タカシマヤでは、明日から恒例の「職人男子展」が開かれます。そこに、この会社の3代目さんがいらっしゃるようです。ご興味のある方は、ぜひ見に行ってみてください。

ところで、毎回この職人男子展では、「おまけ」のような位置付けで「職人女子会」も行われています。やってることは同じなのに、扱いが小さいのはどういうことなんだろうって、いつも疑問に思います。スポーツ界を初め、今やこの日本社会は「女性上位」となりつつあるというのに。

そしてこの「職人女子会」には、以前ご紹介した鍛金の鈴木瑞穂さんが今回も参加されるということなので、合わせて楽しんでいただければと思います。



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