2015-06-03

新しい財布

僕は気に入った物を長く使うタイプで、Tシャツでも10年以上着ているものがあるくらいです。
しかしどんな物にも寿命があるのは仕方ないこと。
そして、それだけ使ってた物の代替品を探すのは、これまた一苦労。
特に今のような仕事をしていると、「変な物は持てない」ので、その苦労は並大抵ではありません(大げさですが)。
しかも僕には、それぞれの物について変なこだわりがあり、例えばTシャツ(最近?では、カットソーとも言うらしいですね)で言うと、「無地(絵や文字のプリントがない)で胸ポケットがなくて日本製か同等以上のクオリティーを保てる国のもの」が「絶対条件」で、そうなると「ほとんどない」のです。いや、1万円くらい出せばあるんです。でも、「Tシャツに1万円かあ」と考えると、なかなか、ね。。

ちょっと主題から離れましたね。
今回は、これまた15年くらい使ってきた(グッチの)財布がいよいよダメになってきたので、去年の年末あたりからいろいろ探してはいたのですが、「世の中にあるもので欲しい物はなかった」のでした。


これだけ使えば、この財布も天寿を全うした、と思ってくれるでしょう。
ところで、なぜグッチの財布なんか持っているのか?とお思いでしょうが、答えは「実家の店の売れ残りをもらった」です。

そこで、「ないなら作ってもらえばいい」「じゃあ誰に?」となった時、僕が愛用している「道具入れ(元はロール式ペンケース)」を作った「端革作家さん」に頼もうと思ったのです。

「見た目いびつだけど中身はしっかりしている(まるで僕のような!)」というイメージでお願いして、紆余曲折あって届けていただいたのがこちら:


どうでしょう?格好いいでしょ?!

もう数週間使っていますが、ほぼ毎日使うものなので、結構自分の物になってきたような気がします。財布からお金が出ていくのは、うれしいことばかりではありませんが、気に入った財布からだと、嫌な支払の時でも許せてしまう、ような気もします。嫌なものはそれでも嫌だけど。

この財布も、前のと同じように、10年以上は付き合いたいなあと思っています。


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