2016-11-23

金継ぎ講座開講のお知らせ

最近、巷で人気の「金継ぎ」。

Q.金継ぎ(きんつぎ)って何?
A.天然の接着剤である漆を使って割れた陶器などを張り合わせ、仕上げに金で装飾する技法のこと





東急ハンズなどでも、「金継ぎ入門セット」のようなものが販売されていますが、「ものを大事にしたい」という方が増えていることの表れでしょうか。

ですがなかなか一人でやるのは大変(じゃない人もいるかもしれませんが)。
また、ずっと気にはなっていたけどやる機会がなかった、という方も少なくないと思います。

そんなみなさんに朗報です!

このたび、塗師・蒔絵師の小島ゆりさんが主宰する金継ぎ講座を開催する運びとなりました。

講師
小島 ゆり
・松江藩御抱え塗師・蒔絵師十二代目 漆壺斎後継者
・島根県松江市出身。 
寛永16年から370年以上続く、松江藩御抱え塗師・蒔絵師小島家直系十二代目として生まれる。学生時代に父七代小島漆壺斎(十一代目)に師事。 東京大学文学部美術史学を卒業後、企業の商品企画などを行うが、その後家業の漆塗りを継ぐ。以後、独自の漆レースアクセサリーを考案し、独創的な漆器を制作しながら、フランスなど国内外で展示会を開催。漆の普及を目的に、1日体験ワークショップや漆塗り教室を開講。
http://yurikojima.net/

当面の開催日

12/15(木)、17(土)
1/19(木)、22(日)
2/2(木)、12(日)、16(木)
3/2(木)、12(日)、16(木)
時間はいずれも13時~15時

漆が固まるのに2週間は間隔が必要です。ご都合のよい日においでいただければ結構ですが、初回から1月の2回目まで約1ヵ月空いてしまうので、なるべく12月の1回目においでください。

■受講料
材料(漆や金など)、伝統的な職人用の道具のレンタル費込みで1回3000円(通常3500円)とお得な設定となっています。

■持ち物
・汚れてもよい服装
・エプロン・スモッグ
・ご自分で金継ぎで直したい陶磁器・ガラス・漆器
・作品を持ち帰る箱と袋

【注意】硬化前の天然漆は直接お肌に触れるとかぶれますので、当方で手袋をご用意いたします。また、漆がお洋服に付くと取れませんのでご注意ください。

実は今回の講座開催に先立って「体験会」を2回企画したのですが、フェイスブックで告知したところあっという間に席が埋まってしまいました。この体験会では、こちらで用意したお皿などを使って漆での接着を体験していただくのですが、今回開催する定期講座は、この「体験会」に参加された方で、修理したいご自分のお皿などをお持ちいただき継続して受講される方を対象にしつつ、新たに参加される方にも来ていただこうという趣旨となっています。

ですので、「私もまず体験から」という方も歓迎します。その際も、ご自分で直したい物があれば当日お持ちいただき、今後の修理方針をご相談の上決めていくようにします。体験料は、1000円(通常1500円)となります。

ご興味のある方は、

bulles.en.ciel(アットマークに変えてください)gmail.com

までご連絡ください。
ご質問なども遠慮なくどうぞ!



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